里山のつながりをとりもどす：コミュニティとつくるレジリエントで“ネーチャー・クライメートポジティブ”な土地利用の未来

総合地球環境学研究所教授／英国グロースターシャー大学　教授

政策分析、農業・農村経済、持続的開発、参加型アクションリサーチ

Dwyer博士は農村政策を専門とし、グロスターシャ大学の農村地域・コミュニテー研究センター（CCRI）の教授である。農村地域研究に関する３５年の経験と国際的な高い評価のもとで、博士の研究は、持続的な農業と農村振興に焦点をあて、英国、欧州諸国、欧州委員会、さらにはOECDに対して政策評価を提供してきた。博士は、2021年から2022年にかけての英国農業経済学会会長であり、CCRI所長を10年にわたり務めてきた。近年は、高地農村地域のレジリエンスも研究対象とするとともに、ニューカッスル大学及びワーウイック大学と共同で、農村地域における起業家のための国立イノベーションセンターの運営にもあたっている。また、アジアや欧州における文化的景観の再生についての研究も進めている。博士は、2022年に農村地域研究に対する功績により大英帝国勲章を受章している。